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vol.12 ワインから日本酒へ
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表1
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1979年から始まった地酒ブームは酒の銘柄の由来や純米酒、本醸造酒、吟醸酒など、お酒の原料や作り方などのハードを基礎知識に持つことから始まりました。杜氏の出身地による酒質の違いや特定の酵母 (YK35) などマニアックな方向に進みました。また、地酒ブームを作ったメディアは週刊誌や食関係の雑誌でした。 |
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「BRUTUS」は“ワイン好きだから、もっと、日本酒を”と題して世界一になったドイツのソムリエ マルクス・デル・モネゴ氏に216種類もの日本酒の利き酒をしてもらったり、同じ世界一になったソムリエ 田崎眞也氏との対談を記事にしたり、日本酒ソムリエスクール校長 日本酒サービス研究会の木村克巳氏による“ワイン好きのための日本酒講座”のコーナーがあったりして、ワインの視点から日本酒を取り上げています。 「dancyu」は“日本酒の勝ち”と題して59ページにわたる大特集を組み、現在の日本酒を多角的に解剖した特集が組まれています。ここにも田崎眞也氏が登場しています。 「FENEK」は車の雑誌ですが、“幻の銘酒を飲みたい”というタイトルで日本酒と焼酎を紹介しています。 「週刊ダイヤモンド」は“健康に酔い日本酒”というタイトルで大手メーカーの地酒を紹介しています。 '98年から始まった雑誌での日本酒特集の氾濫は新日本酒ブームと呼ばれています。新日本酒ブームはワインブームが作り出した健康と食中酒という視点から日本酒が見直されていることを意味するでしょう。また、ワインから日本酒に入る人達ができたのは日本酒にとって初めての経験です。海外旅行の経験者が飛躍的に増え、食の知識も国際的になり、ボーダレスとか無国籍といわれる感覚が身についてきています。日本酒の良さも世界の酒と見比べて美味しいお酒と評価してくれる人達が出来ました。 日本酒を味わう酒として飲んでくれる人の裾野が広がることは日本酒に関わっている者として、これからの日本酒の将来が開ける第一歩として感謝しております。 |
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